2010年10月21日木曜日

駅前無策


   2010年10月11日。秋田駅前のイトーヨーカドーが閉店しました。閉店の日に写してきた写真です。良い天気の日でした。

   赤字による撤退です。かつては最も賑やかで栄えていた駅前の衰退は著しく、回復の兆しはなかなか見えません。急激な人の流れの変化が起こったと思われますが、郊外の開発などの行政の誘導により、このような結果になったようにも思います。


  こちらは、同じ日の秋田市民市場前の写真です。実はこの日は市場はお休みです。でも、自転車の列は、写真の奥の方まで続いています。イトーヨーカドーから徒歩数分のところにある市場ですが、イトーヨーカドーなどの駅前に用事のある人が自転車を止めているのです。写真に人が写っていないのは、この場所に用事がある人が来ていないということだと思います。

   平日でも、同様な自転車は少なくないと思って見ておりますが、イトーヨーカドー最後の営業日のこの日は、特にたくさんの自転車が止められていました。なぜこの様になるかというと、駅前周辺は自転車の駐輪が禁止されていて、不便で使いにくい有料の地下駐輪場しかないからです。

   秋田駅前は、私が子供の頃よりもずっと整理されて、綺麗になりました。昔と違い、道の脇に自転車がたくさん止められていることもありません。でも、人が少なくなり、街のエネルギーは感じられなくなりました。どこかスカスカ感のある空間になっています。そして、居酒屋だけが増えました。

   道行く人も少なくなり、寂しいです。余計なところにお金をかけて、人が来にくい街にした。そんな感じがしています。