2010年12月22日水曜日

クジラのトレーと焼印と


   先週 15日に、小学校6年生とその保護者が一緒に参加する、レザークラフトの講習の講師をしてきました。その講習で作ったのがクジラの形のトレーです。一般的なボールペンなどが余裕で入るくらいの大きさです。

   生徒さんだけでも50人以上の講習でした。保護者の方も合わせると、今までで最も大人数の講習となりました。一般的なレザークラフトの道具が全く無い状態での講習でしたので、ちょっとした道具作りからスタートしましたが、皆さんしっかりした手つきで作業を進めてくださいました。無事に講習を終えることができ、会場にいらした皆様に感謝です。ありがとうございました。

   レザークラフトのほんの一部を体験していただいただけでしたが、革を少しでも身近に感じてもらえればと思います。そして、またいつか、革を使って物作りをしたいと思ってもらえればうれしいですね。


   トレーには、焼印で文字を入れて行きましたが、私の焼印入れの道具はこのような形をしています。あまり見慣れない形ですね。ハンダゴテのヒーターと、簡易型のドリルスタンドを組み合わせた道具です。簡易型焼印スタンド、あるいは簡易型焼印プレスとでも言えばいいのでしょうか。簡単な構造ですが、それなりに機能してくれる道具です。

   ハンダゴテとプレス機の組み合わせは、焼印では一般的な物ですが、私の道具が少し変わっているのは、ハンダゴテのヒーターを横にして使っていることです。横にしたヒーターは、ある程度の面積があるので、凸版などをセットしやすくなりますし、道具作りとしても精度が必要な作業が無いので楽なのです。

   この道具の弱点は、加工が楽なアルミ板を素材に使ったことです。版をはがすときに、毎回アルミのベースに傷を付けてしまいます。そのうちステンレス板に替えようと思っていますが、私の手工具だとアルミと比べて作業が面倒になるので、ついつい先延ばしにしてしまっています。



   こちらは、手持ち式の焼印用ヒーターです。使うことがありそうな気がして作ってみたのですが、なかなか使う機会がありません。これも、ハンダゴテのヒーターを横にして使っています。

   ヒーターを横にするというアイデアが気に入って、ついつい作ってしまったという感じです。そのうち、この形なりの便利な使い方を思い付けば良いのですが・・・。