2011年3月23日水曜日

大震災の夜


   3月11日の大震災の夜は、一晩中停電していました。その中で存在感を示したのが、小さなラジオでした。その日の情報はラジオが中心で、電池の残量を気にしながら時々携帯のワンセグ放送を見るという感じでした。(ワンセグ放送では、画面が小さくて、画像の本当の意味がわかりませんでした。)

   普段はラジオを聞いている時間は少ないのですが、この夜は、あらためてラジオの機能性や重要性を認識しました。災害の時に頼りになるのは、こういう昔からの単純な機器なのかもしれません。


   ローソクも役立ちました。1月に身内の結婚式があり、その時にもらって来ていたローソクです。安定感があって、安心して火をつけていられました。

   他に、LEDライトも電池の持ちが良くて頼りになりました。非常灯代わりに天井からぶら下げて、一晩中ライトをつけっぱなしにしていました。充電済みのエネループが何本かあったので、安心して使うことができました。

   子供たちは、真っ暗でローソクの明かりだけの部屋の中で、何故か「修学旅行ごっこ」なるものを始めて、にぎやかに過ごしていました。大災害の夜だったのに、緊張感の少ない過ごし方をしたような気がします。

   翌日停電から電気が復旧して、テレビの画像を見たときに、そこに写る映像に愕然としてしまいました。まさか、こんなことが起こっていたとは・・・。

   その後、原発の事故も有り、誰も望んでいないようなニュースの毎日で、心が落ち着きません。被災地や、そこに暮らしている人たちに対して、私や私の家族ができることはほとんど無いと言ってもいいほどの微力です。義援金を送るくらいしか思いつきません。

   幸いにも、私の住む秋田は被害もほとんど無く、地震後の生活も比較的安定しています。今は、できるだけ普通に過ごそうと思っています。