2011年8月8日月曜日

デンマークの水性シェラック!?


   先日のことですが、デンマークで服飾などのデザインやパタンナーの仕事をしながら、革製品も作っているという人が訪ねてきてくれました。もう20年もデンマークで活動されているそうです。秋田出身の方で、偶然にもその人の姪御さんと私の娘は同級生なのです。

   さすがデザイナーの作った革製品でありまして、私が発想するものとは一味違った革製品を見せてもらいました。そして、上の画像のデンマークの薬剤と、日本の革製品用の仕上げ剤を物々交換しました。

   ラベルに何と書いてあるのかは、よくわからないのですが、「shellac」の単語が印刷されており、中身は水性シェラックだと思われます。コバや床を固める用途の薬剤として販売されているそうです。私も日本で作られた水性シェラックは試しておりましたが、使用感はほとんど変わりません。

   コバを仕上げたり硬化剤として使うことができますし、シェラックは塗料として使うこともできます。アルコールに溶かしたシェラックよりも、柔軟性のある塗膜が形成されるような気がします。

   たぶん、日本でも革用分野の製品があると思うのですが、いわゆるレザークラフトのアイテムとして、少量で販売されている物は無いようです。油性の硬化剤として販売されている物が、アルコールで溶いたシェラックではないかと想像してはいるのですが、水性シェラックは思い当たる物がありません。

   個人的な好みとしては、硬化剤として使うには、水性シェラックはなかなか使いやすいと思っています。塗布に使った筆などの手入れも簡単ですし、やや柔軟性があるので、屈曲割れにも強そうな気がします。また表面に塗った場合でも、革の色を変えてしまう度合いが少ないような気がします。水性シェラックは、クスリの錠剤のコーティングなどにも使われておりますので、安全性も高いと思われます。

   というわけで、レザークラフトの業者さんなど、水性シェラック製品の研究などはいかがでしょうか。手早く作業ができる可能性がありますし、けっこうおもしろそうな気がするのですが・・・。


   さてさて、次なる画像は何かと言いますと、これはデンマークのお菓子だそうです。揚菓子ですね。見た目はカールにそっくりです。このお菓子は何を揚げたものなのか、わかる人はいらっしゃるでしょうか。

   考えてもなかなかわからない物だと思いますので、答えを書いてしまいますが、このお菓子は豚の皮を油で揚げたお菓子です。ビールのつまみ等にぴったりとのことです。皮下脂肪がたっぷりと付いた物もあるとのことでしたが、いただいたこの画像の製品は、皮だけのあっさり目の仕上がりだそうです。

   お菓子としては食べ慣れない感じの風味でしたが、どこかで食べたことのある味ではありました。ところ変われば、いろいろなお菓子があるものですね。