2012年6月9日土曜日

工具の記事これにて終了


   この画像は、磨き用のヘラなどを適当に並べたものです。木・樹脂・ガラス・骨・角・セラミックなどの素材が混ざっていますが、細かく分けると15種類くらいの素材がありそうです。それにしても、何故?と思うほど数がありますね。もちろん、全部使っているわけではなくて、ふだん気に入って使っているのは、この中の一部です。

   市販品を購入してそのままの物も何本かありますが、ほとんどは何らかの加工をしたか作ったものです。適当に作ってみて、良ければ使うし、ダメなら出番がない。そんな道具作りをしてきた証拠写真のようなものです。無駄な時間を使ってきたとも言えますので、これからは本当に必要なものだけを作るようにしたいと思っています。

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   さて、サイトやブログに、工具についての記事を今までたくさん書いてきましたが、今回の記事を一つの区切りといたします。市販の工具などについては、紹介記事を書くことがあるかもしれませんが、私なりの工具作りや工具の仕立て方についての話は、今回で終了です。

   私が工具の記事を書き始めた10年ほど前には、まだまだレザークラフトの工具の情報は少なくて、販売されている工具にはお粗末な物もありました。また、工具についての要望があっても、業者にまともに取り合ってもらえることは皆無でした。今と比べても閉鎖的な業界でしたし、首を傾げたくなるような工具もありましたので、「それなら俺が好き勝手に書いてやるー」という気持ちもあり、工具について自分なりに書き始めました。

   私の工具記事の書き始めには、業者に対する反発心のようなものもあったということなのですが、その先には、業界の工具の平均値の向上という密かな目的もありました。それは、一人勝手な思い込みではありましたが、ネット上に自由に書くことができるという事は、誠に画期的なことでありました。

   それから、私は若い頃にはとにかくお金が無かったので、その頃からの屈折した心理なのか、高価な工具があまり好きではありません。現在は、高価な工具についての情報が以前よりも多くなっていますが、私と同じように、工具を買うお金に苦労する人も中にはいるのではないかと思い、そういう人への隠れメッセージを、工具の記事には込めていたつもりです。

   高い工具が良いものばかりとは限らないし、自分で工夫すれば技術や知識も広がるし、やり方はいろいろあるよということを言いたかったのです。そんなことで、私はいまだに工具のブランドなどには無知なままですが、それで困ることはありません。困っていることといえば、いまだに工具を買えないひがみ根性がそのままで、定評のある道具にもなかなか手を出す気にならないということです。(良い工具がたくさんあることは、わかってはいるのですが・・・。)

   工具の記事には、私のショップで工具類を購入してくださるユーザーへの情報提供という意味合いも強く、業務としては、そのためにネットに工具の記事を書いていたと言っても良いかと思います。今でも、工具を購入してくださったユーザーへの説明の代わりに、ネットに書いた記事を便利に利用しています。

   以上のようなことで、意識的に工具の記事を多く書いてきましたが、近年は男性ユーザーも増えて、レザークラフトの工具の情報が以前よりも豊富になりました。私の工具の話もそろそろやめる潮時だと思いながら、なかなか区切りを付けられずにいたのですが、書き始めてちょうど10年になりますので、今年はちょうどいい節目だと思いました。


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   では、私なりの工具の記事最後の画像です。何回か前の記事で書いたベルトのスタンドですが、記事を書いた後に思いついたことがあって、少し仕様変更しました。

   ベルトの幅に対応するためのスペーサーを使う時に、スペーサーがスタンドから外にずれてしまうことがあったので、スペーサーのストッパーになる小さな部品を取り付けました。ベルトスタンドの初代と2代目の構造は、スペーサーが必ず固定される構造だったのですが、3代目と4代目のベルトスタンドには、新たな機能を追加した反面、スペーサーを固定する機能がありませんでした。今回のちょっとした部品の追加で、固定とまではいきませんが、ずれ防止はできるようになりました。使わない時には、横に回しておけば邪魔になりません。

   このような感じで、簡単にできる細かい改良は、思いついた時にちょこちょこと行なっているのであります。ちょっとしたことに気がついて小さな部品を付けただけですが、こういうのがけっこう楽しかったりします。

   では、私の工具の記事はこれにて終了です。工具について紹介した記事や画像の中には、私なりの各種の工夫や裏技的なものもありましたが、それなりの情報量で公開したつもりです。

   長らくお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
   ブログやサイトの運営はまだ続ける予定です。
   しばらくは、ご近所写真ブログにでもなるかもしれません。